フロアコーティングを受ける際にまず気を付けたいのは、信頼できる業者を選ぶことです。フロアコーティングでは、さまざまな薬剤の扱いや技術的なこと、アフターフォローなど、知っておくべきことがあります。毎日の生活に欠かせない家の床ですから、安心して任せることのできる業者を選び後悔しないフロアコーティングをすることが大切です。
フロアコーティング業者のチェックポイント
フロアコーティングは、いくつもの工程を踏んで行われます。そこで、業者を選び際にそこが信頼できるかどうかを見分けるポイントを説明していきましょう。
下地処理の良し悪し
フロアコーティングで最も大切なのは、下地処理です。もちろん、使用するコーティング剤の品質も大切ですが、施工する前の下地処理がきちんとされていなければどんなに良い薬剤を使っても仕上がりは粗悪なものとなります。
下地処理のテクニックで業者を見極める方法
- 古いコーティングなどの剥離、洗浄をきちんとできること
古いものが残っていると、新しいコーティング剤が密着せず早く傷んでしまいます。この剥離作業には高い技術が必要で、もし失敗したらフローリングごとやり替えなければいけません。 - フローリングの補修
傷んだフローリングのままでコーティングすると、後々傷んでいた部分から劣化してフローリング全体にそれが広がります。 - コーティング剤に異物が入らないような技術
コーティングをする際に異物が混じると、耐久性ががくんと落ちてしまいます。そこで、異物が入らないような工夫をされているかをチェックしましょう。 - サンプルに惑わされない
サンプルは、あくまでも見本であり、本来の施工や技術を表すものではありません。中にはサンプルだけ作りこむ業者もありますので、やはり自分の目で確認するのが大切です。
依頼を決める前のチェック法
- 店舗があればショールームに足を運ぶ
ショールームが近くにあれば、見に行って実際の施工を確認することをおすすめします。 - 比較サイトによる口コミを見る
インターネット上には、口コミ情報がたくさん掲載されています。ただし、中には関係者が投稿しているものもありそのすべてが正確とは言えませんので、あくまでも参考程度にとどめておきましょう。 - HPのお客様の声を見る
HPにお客様の声として掲載しているところは、これまでの経験と実績にある程度自信があることが予想されます。また、そういった声が多数掲載されている場合過去の依頼が多いということで、それだけ信頼できる業者ということになります。
各種コーティングに確実に対応できるテクニック
300種類以上あるといわれているフローリングごとに、適したフローリング材があります。これらをきちんと選択して最適なコーティングを行うには、知識と実績、そしてテクニックが必要です。そこで、これまでの実績を参考にして、施工の少ない業者は避けるようにしましょう。
UVコーティングの正しい知識
UVコーティングと表記されているものは、実際は単なる紫外線カット効果のあるコーティングではありません。施工するときに紫外線(UV)を照射して、これまでよりも厚くコーティングする技術を使用したものをいいます。これは、単なる紫外線カット効果のコーティングより遥かに強く、さらには施工するための技術が必要です。
これは、依頼する側も知識として持っておくと、業者の説明に対応できますね。